深夜、正麩糊を作ってみた。作るという表現は間違っているかもしれない。正しくは、糊を炊く?とでも言うのだろうか。
それはさておき、件の正麩糊1袋から粉末状の糊を鍋に出して、5~6倍の体積の水を加えて煮立てた。その間、付きっ切りで。四六時中、掻き混ぜていないと、鍋底や側面に糊がこびりつき、焦げ付きそうだからだ。丁度、葛や片栗粉を煮立てているような感じだと思ってもらえればよい。
で、ドロドロの状態になるので、これを別の容器に移してみた。しばし時間を置いて、冷えたところで確認すると・・・固まってる(+_+)。葛餅とかゼリーみたいに。。。
再度挑戦。
先ほど失敗した『葛餅』を鍋に入れて、更に7~8倍の水で煮立てた。今度は途中から掻き混ぜず、鍋底で焦げ付く少し手前くらいの適当なタイミングで火を止めた。鍋の中では、水っぽい部分と、ゲル状の部分とに分離している。つまり、ドロドロの葛餅が底に溜まっている状態で、同時に上澄みも存在している状態だ。
実は以前、正麩糊を使う際は、煮た後に上澄みを採るか、捨てるか、ナントカ・・・と聞いたことがあったので、それを思い出して上澄みを採ろうとしたのだけど、あまりにも水っぽいので本当にこれを糊として使うのか?と訝しく思っていたら、少しずつ冷えてきて、その水っぽい上澄みが次第に粘っこくなってきた。
なるほどと思いつつ、これを別容器に移して、札貼付に使ってみることとする。
2007年12月15日土曜日
正麩糊調合
date
12/15/2007
ラベル:
千社札