2007年12月16日日曜日

ヤマト糊と正麩糊とで貼り比べ/貼付練習

ヤマト糊を調合したものと正麩糊とで、千社札の貼り比べをした。
作り方が悪かったのかもしれないが、正麩糊は貼り付き方が今ひとつ・・・。あとで見直したら、札の縁が波打ったように浮き上がった部分なんかが見られた。水分が多過ぎたのだろうと思うが、今後はヤマト糊で貼り付けていくつもり。

その後、先日作ってもらった貼り棹を使って、家の軒下に千社札を貼る練習。想像以上にやり難い。もうこんなもの使わないでおこうかと思ったが、何とか成功。それから、市内の某神社に赴き、実際に納付してみた。意外と良い塩梅で貼り付けることができた。

2007年12月15日土曜日

正麩糊調合

深夜、正麩糊を作ってみた。作るという表現は間違っているかもしれない。正しくは、糊を炊く?とでも言うのだろうか。
それはさておき、件の正麩糊1袋から粉末状の糊を鍋に出して、5~6倍の体積の水を加えて煮立てた。その間、付きっ切りで。四六時中、掻き混ぜていないと、鍋底や側面に糊がこびりつき、焦げ付きそうだからだ。丁度、葛や片栗粉を煮立てているような感じだと思ってもらえればよい。
で、ドロドロの状態になるので、これを別の容器に移してみた。しばし時間を置いて、冷えたところで確認すると・・・固まってる(+_+)。葛餅とかゼリーみたいに。。。
再度挑戦。
先ほど失敗した『葛餅』を鍋に入れて、更に7~8倍の水で煮立てた。今度は途中から掻き混ぜず、鍋底で焦げ付く少し手前くらいの適当なタイミングで火を止めた。鍋の中では、水っぽい部分と、ゲル状の部分とに分離している。つまり、ドロドロの葛餅が底に溜まっている状態で、同時に上澄みも存在している状態だ。
実は以前、正麩糊を使う際は、煮た後に上澄みを採る、捨てるか、ナントカ・・・と聞いたことがあったので、それを思い出して上澄みを採ろうとしたのだけど、あまりにも水っぽいので本当にこれを糊として使うのか?と訝しく思っていたら、少しずつ冷えてきて、その水っぽい上澄みが次第に粘っこくなってきた。
なるほどと思いつつ、これを別容器に移して、札貼付に使ってみることとする。

2007年12月11日火曜日

貼り棹完成

友人から(千社札の)貼り棹が完成したとの連絡があり、早速受け取りに行った。
彼に依頼して作ってもらったのは、普通の貼り棹と、バッグにも収納可能なポータブルなもの2種類だ。しかも、夫婦刷毛と棹がそれぞれ互いに付け替えられるようにしてもらった。
彼も、元々そんなものには興味がないし、そもそも貼り棹なんてものを見たことも聞いたこともなかったので、試作に近い代物になっているが、それでもこれで高い所にも(練習と経験が必要だが)千社札を貼れるようになるのかと思うと嬉しくて堪らない。仕様感も悪くないようだ。

2007年12月7日金曜日

正麩糊入手

千社札貼付に使用しようかと思っている正麩糊を注文していたのだが、本日届いた。

ちなみに、どこかのサイトには正麩糊はホームセンターでも入手可能だとあったが、mutans.Cogaのテリトリー内の全てのホームセンターでは皆無であった。
なので、通販で入手するしかなくなったのだが、現在、通販で入手しようとすれば、

---のどちらかでしか入手できないようだ。少なくとも、mutans.Cogaの知り得る限りは。
小津和紙店のものは、商品袋に糊の作り方などが印刷されているのだが、いまいち分かりにくい。一袋30gで60円
紅会のものは、40gで90円なので、単純に値段だけで比較すると小津和紙店のものの方が安いということになる。
で、私が今回購入したのは、後者の方。

2007年11月24日土曜日

貼り棹

先日、千社札の貼り棹の作り方に関する資料を渡してきた友人宅にお邪魔して、実際にどういう代物を作れば良いのかディスカッション。細かい使い方や要望などを伝えて、何とか形にしてもらえると思う。

2007年11月22日木曜日

刷毛や糊など

千社札も届いたことだし、明日は紅葉狩りに出かけるし、間違いなく神社を訪れて、納札(千社札貼付)をすることでしょう・・・。貼り棹は現在製作中なので、高い所に貼るのは諦めて、手の届く範囲に貼るつもりです。それで、急遽、ヤマト糊刷毛をホームセンターから購入してきました。あと、小物入れケース筆箱豚毛のブラシも100円ショップで。筆箱は、二重底になっている缶ペンケースで、底の部分には糊を札に塗りつけるための刷毛(柄は少し折ってます)を収納し、中蓋(?)には千社札を収納しました。子供向けのイラストが施されていて、何と言ってもペンケースですから、見た目は全然粋ではないです。江戸文化からは、かけ離れたアイテムです。本当は正麩も欲しかったのですが、地元では田舎過ぎて販売されていないみたいで、取り敢えずヤマト糊を購入し、水で溶いて煮立てて粘稠度を調整してから、それを先日、別の100円ショップで購入していた容器に移して、更にその容器やブラシ(千社札を貼り付けたり、それを貼る柱などを掃除する為に使います)を小物ケースに収納しました。これまた全く粋ではないです。しかも、上記のものや御朱印帳、鳥居調査表・その下敷き、デジカメなど、すべてをユニクロで数年前に購入したカジュアルなバッグに纏めました。伝統的な道具を揃えて、納札に勤しまれている方達から見ると、私は邪道で、異端児扱いされることでしょう。ま、あくまでも応急的な対応ですから、、、でも、このまま使い続けたりする可能性もありますね(^^;

2007年11月21日水曜日

千社札完成!


2ヶ月前に発注して、紆余曲折の後、遂に千社札が完成して、その版木(二色刷もできるように、版木は裏表に彫が施されている)と一緒に本日送られてきました。
下絵のときに確認したけど、このブログの表紙みたいに黒塗りだと思い込んでいたので、完成品にはやや拍子抜け。ただ、よく考えたら黒塗りにしていた場合、折角二色刷りにしようとしても、カラーの余地がないものになってしまうことに気付き、納得した次第です。



上の千社札を、交換札にする目的で二色刷りにした場合、下のような感じになるはずです。
(ちなみに、下の写真は本物の千社札ではなく、紛い物のステッカーです。)


2007年10月8日月曜日

祝!御朱印帳購入@太宰府天満宮

鳥居を探し求め歩くということは、『=神社を訪れる』ではないけれど、『≒神社詣でする』ことではあります。折角、神社に行くのなら、その証の一つとして御朱印を頂くのも悪くないと前から思っていました。(この辺は、加門七海さんの影響が大きいです。)
数週間前、思い立ってそれを実行すべく、まずは御朱印帳の入手を試みましたが、文具系のネット通販などでは見当たるものの、何某かの神社の御朱印帳というものはネット販売されていないようでした。
それでは・・・と、地元のやや大きめの神社にも行きましたが、特製の御朱印帳は置いていない・販売していないとのこと。
宮司さんの話によると、結構大きな神社じゃないと販売していないのでは?それよりも、文具屋に行けば買えるよ、とのこと。 でも、どうせなら、せめて初めての御朱印帳は地元の神社オリジナルのものが良いと意地になってきて、それなら“地元”の範囲を広げて、福岡県エリアで入手することにした。(ま、同じ筑前ではあるしね。)

で、今日、博多に行く用事があったので、その帰りに大宰府天満宮に立ち寄り(民間の駐車場代¥500)、 天満宮で念願の『特製御朱印帳』(¥1000)を購入。早速、社務所に行って宮司さんに御朱印を頂きました。お礼(料金)は気持ちでいいと言われ、大体300円を払う人が多いとのことでしたが、記念すべき初回ですし、嬉しさも手伝って、私は500円を支払ってきました。
そうそう、知りませんでしたが、こうも言われました。
御朱印帳の1,2ページ目は、伊勢神宮の内宮と外宮でそれぞれ御朱印を頂いてください、と。
なので、大宰府天満宮で御朱印を頂いたページは3ページ目です。

あと、絵馬にも鳥居の絵がデザインされていたので、これも購入してきました。確か500円だったかと・・・。

 

これじゃ、通販で購入しても、金額的には変わらなかったかも・・・。


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